大学院の講義
12月17~20日に東京海洋大学の館山ステーションで大学院の講義が実施されました。
前半の2日間は「藻類系統学」で、進化系統学についての講義に続き、データバンクからDNA情報をダウンロードして、実際に分子系統樹を作製しました。
次に、各自で興味のある海洋生物について系統樹を構築し、既存の分類体系との整合性や進化プロセスを考察し、発表会を行いました。
後半の2日間は「藻類形態分類学」で、形態観察法や採集法についての講義がありました。実際に磯に出て底生性珪藻を採集し、顕微鏡観察を行いました。
また、学術論文の読み方や論文査読の仕組みなどについても解説がありました。実際に、各自で論文を査読し、改善すべき点について意見交換をしました。
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