2022年度海藻ポスター

博物館学Ⅲの履修生に海藻を使ってポスターを作成してもらいました。

藻類研メンバー内で人気投票を行なったので、全58作品の中から上位10位までを紹介させていただきます。


第10位

和歌と海藻という視点は持った事がなかった。文化生物学的にとても良いと思う。

博物館に展示する際に、一般の方が「へぇ〜」となりそうな作品に一票。


第7位 (3名)

独創性が素晴らしい

集合体恐怖症にはつらそうだけど好き


美容の大切さを思い出させてくれる

美容の観点から海藻をみるのが面白い。こうして見ると海藻が身近に感じられる!


色とりどりで見栄えが良い。見ている人に疑問を投げかけているのも良いと思った。

「紅葉」というテーマが、海藻と陸上植物の違いを考える着眼点になって面白いなと感じました。


第3位 (4名)

もう何年も審査員をしてますが、この発想は初めて見ました✨素晴らしい!自分でもこんな年賀状作ってみたい😆

門松と鳥居のセンスが光る。レタリングも上手い。


ちょっと気持ち悪いような海藻のおっさんのイラストが良いです。

ほぼ全裸で汚いヒゲのおっさんが魅力的。右のやつのズラ感もいい。


垂直分布と形を同時に見ているのが良かったです。こういったことから分布パターンが分かったりするかもしれません。とても見やすいのも高評価です。

綺麗な押葉のチョイスが良い。形をタイプ分けしててわかりやすい。


似ているけど違う海藻に着目してうまく説明していて良い 興味を持ってもらえそう

発想力◎



第1位 (2名)

海藻の形をねこじゃらしに見立てたユニークな発想に一票。

めっちゃいい

着眼点が素晴らしい。取り外して猫に与えてみたい。

一度遊ばせてみたのですが、いい感じでした。一撃で壊されましたが…

コンセプトがはっきりしていて、ポスター自体も見やすかったです。

実際に海藻を使った料理のイラストがあって親しみやすいと思います

食と結びつきのある海藻を分かりやすく伝えていて良かったです。

イラストがほんわかしていて微笑ましい


以上、上位10名の海藻ポスターでした。

今年の履修生の作品はどれも個性的で素晴らしい作品でした。

履修生の皆様、お疲れ様でした。


蛇足にはなりますが、三島食品株式会社様の「ゆかり®︎」の命名の由来についてホームページより引用しておきます。


「むらさき草が一本咲いている。という(縁)だけで武蔵野の草花が、皆愛おしく(身近に)感じてしまう…

「縁」のあるもの、「ゆかり」のあるものとして、むらさき草が詠われているところから、「ゆかり(縁)の色」は、「紫色」を言うようになりました。

現在、人の名前で『紫子』と書いて「ゆかりこ」と読む方もおられます。

三島食品株式会社では、赤しその名前を考えたとき、商品の色が紫色であることと、皆様との「ご縁」を大切にしたいとの思いから、「ゆかり」と命名しました。

https://www.mishima.co.jp/study/name/


紅藻ユカリを刻んでご飯にかけてもあの味にはならないのでご注意を......

東京海洋大学 藻類学研究室

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